BLOGブログ

  • TOP
  • /
  • ブログ
  • /
  • ーリフォームで全面改装する費用の目安と、後悔しない進め方ー

ーリフォームで全面改装する費用の目安と、後悔しない進め方ー

「家が古くなってきたので、間取りも設備もまとめて一新したい」「中古住宅を買って自分好みに全面改装したい」――そんなとき気になるのが費用の目安です。全面改装(フルリフォーム)は、工事範囲が広いぶん金額の幅も大きく、情報が少ないと不安になりがちです。ここでは初心者の方でもイメージしやすいように、費用が変わる理由と、予算の立て方のコツをまとめます。

全面改装にかかる費用の内訳は?

まず目安として、戸建てやマンションの全面改装は「数百万円〜二千万円前後」まで幅があります。幅が広いのは、同じ延床面積でも、やる内容が人によって全く違うからです。例えば内装だけを一新するのか、水回りも総入れ替えするのか、断熱や耐震まで手を入れるのかで、必要な工事と材料が変わります。さらに、解体してみないと分からない傷み(下地や配管、柱の腐食など)が見つかると追加費用が出ることもあります。

もう少し具体的に言うと、マンションの全面改装は内装と水回り中心で一千万円前後を目安に検討されることが多く、戸建ては規模や性能向上の内容によって一千万円台〜二千万円台を想定するケースが増えます。もちろん、延床面積が大きい家や、スケルトン状態まで解体して配管・断熱・耐震をやり直す場合は、さらに上振れする可能性があります。逆に、間取りを大きく変えずに設備更新と内装刷新が中心なら、予算を抑えやすいです。

費用の内訳をざっくり把握しておくと、見積書の見方がぐっと楽になります。
・解体・撤去:既存の床や壁、設備を外す作業と処分費
・大工・下地:間取り変更、補強、床や壁の下地づくり
・設備・建材:キッチンやユニットバス、床材、建具など
・配管・電気:給排水やガス、分電盤、配線の更新や移設
・仕上げ:クロス、塗装、床仕上げ、照明器具の取り付け
・現場管理:工程管理、職人手配、近隣対応、養生など

費用のポイントは

費用を左右する主なポイントは次の通りです。
・工事範囲:内装中心か、設備交換込みか、性能向上まで含めるか
・建物の種類:木造戸建て、鉄骨、マンションで工事方法が変わる
・築年数と劣化状況:見えない部分の補修が必要になるほど増えやすい
・間取り変更の有無:壁の撤去や補強、配管移設があると上がりやすい
・住みながら工事か、仮住まいか:養生や工程が増えると費用と日数が増える

イメージをつかむために、工事内容ごとの考え方も押さえておきましょう。内装(床・壁・天井)の貼り替えは面積に比例しやすく、予算を調整しやすい項目です。一方で水回り(キッチン、浴室、トイレ、洗面)は設備代の比率が大きく、グレードによる差が出やすいのが特徴です。断熱や窓、耐震補強は「見た目が変わりにくい」のに費用がかかるため、何を優先するかを家族で揃えておくと判断がブレません。

見積もりで失敗しないために

見積もりで失敗しないコツは、最初から「希望を全部言う」ことです。遠慮して要望を削って出すと、あとで追加や変更が増えて結果的に高くなりがちです。おすすめは、要望を三つに分けるやり方です。
・絶対にやりたいこと:老朽化した配管交換、寒さ対策、収納改善など
・できればやりたいこと:間取り変更、回遊動線、在宅ワーク部屋など
・今回は見送ってもよいこと:造作家具の増設、外構の刷新など
この整理をしておくと、予算オーバーしたときに削る順番が自然に決まります。

また、全面改装では「工事費以外」の費用も忘れないでください。代表的には、仮住まいの家賃や引っ越し費用、家具家電の一時保管、ローン手数料、マンションなら管理規約に沿った申請費用などがあります。想定外を減らすために、総予算の中に予備費を用意するのも大切です。目安としては、想定工事費の一割前後を確保しておくと安心です。

最後に

費用を抑えるだけでなく「満足度を上げる」視点も持ちましょう。例えば、見える部分の豪華さより、断熱や配管など将来のトラブルを減らす投資を優先した方が、住み始めてからの納得感が高いことがあります。複数社の提案を比べつつ、工事範囲と優先順位を丁寧に決めれば、全面改装は家の価値と暮らしやすさを大きく高められます。

2025.12.19